歯周病と全身の関係

歯周病は口の中だけの問題ではありません。

歯周病が 

  • 心臓病     
  • 糖尿病      
  • 肺炎     
  • 胃潰瘍     
  • 骨粗しょう症 
  • 早産・低体重児出産   

などに影響を与えるということがわかってきました。


@    心臓病  

歯周病のある人ほど、動脈硬化による心臓病が多くなります。

また、動脈硬化のあるところに歯周病菌が見つかることがアメリカやカナダの研究者によって明らかにされています。

A    糖尿病―歯周病を治療したら血糖値が下がった!!

糖尿病になるとからだ中のばい菌と戦う力が弱くなってしまい、歯周病菌とも戦えず歯周病がどんどん進行していきます。

逆に、歯周病があると糖尿病を悪化させることもわかっています。

そして歯周病をきちんと治療することによって、糖尿病が改善されるということが報告されています。

B    肺炎  

口の中の細菌は普通は胃の中に入っても胃液などによって殺されてしまいますが、知らず知らず気管へ流れ込むことがあります。

元気な人は咳などによって細菌を排除することができますが、からだが弱った高齢者は細菌や食べ物が気管支や肺に入り込み肺炎になることがあるのです。

肺炎の予防は、寝たきりにならないことですが、もし寝たきりになっても、間違って食べ物が気道にいかないようにきちんと食べさせ、お口の中をきれいにすることで予防できるのです。

C    胃潰瘍   

以前は胃潰瘍の原因はストレスと言われていましたが、ピロリ菌という細菌によって起こるということが明らかになってきました。

胃の中は強い酸性なので細菌は住み着くことができないと思われていましたが、ピロリ菌は胃液の成分からアンモニアを作り、自分達が生きていける環境を胃の中で作り住み着いてしまいます。

ピロリ菌が出す毒素によって胃潰瘍をおこすだけでなく胃がんにまで悪化させてしまうこともあります。

さて、歯周病が進行すると、ピロリ菌の親戚ともいえるキャンピロバクターとういう細菌が口の中(歯周ポケット内)に増えてきます。

ピロリ菌とキャンピロバクターによるアレルギー反応が一緒に強くおきてしまうと、歯周病と胃潰瘍の両方が悪くなってしまいます。

D    骨粗しょう症  

骨粗しょう症はからだの骨がボロボロになってしまう病気で、カルシウムの欠乏、ホルモンのアンバランス、運動不足などが関係して起こる病気です。

寝たきりの老人の半分近くが骨折などが心配な骨粗しょう症の患者です。骨がどんどん溶け出す病気ですから、歯を支える骨ももろくなり、歯周病もどんどん進行してしまいます。

また逆に、歯周病菌が歯を支える骨を溶かすだけでなく、血液に入り込んで全身の骨をボロボロにさせる因子となるのです。

骨粗しょう症で寝たきりの患者さんのお口の中を徹底的に清掃したところ、骨が強くなり歩けるようになった例もあります。

E    早産・低体重児出産

妊娠して胎盤ホルモンがつくられると、そのホルモンをビタミンのように利用してプレボテラ・インターメディアという歯周病菌が爆発的に増えます。

このプレボテラ・インターメディアが歯の周囲で増えると歯肉から出血しやすくなり、さらに血液が好きな細菌がどんどん増加します。

細菌がつくる内毒素は歯周ポケットから血液中に入り、子宮や胎盤に悪影響を及ぼし早産や低体重児出産を引き起こすのです。

妊娠すると歯肉炎になりやすく、そしてその歯肉炎が妊娠トラブルの原因とさえなってしまいます。妊娠したら、元気な赤ちゃんを出産するためにもお口の健康に気を付けなくてはならないのです。

このように歯周病は他の病気とも密接に関係しているのです。つまり、健康でいるためには、歯周病の予防・治療がとても重要なのです。 

有賀歯科医院は、日本歯周病学会認定施設であり、歯周病専門医が患者さんの健康の維持・増進のために全力を尽くしています。

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