有賀歯科医院 ニュースレター №11

いよいよ夏本番の到来となりました

日ごとに暑さが増してきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて、有賀歯科医院に来院されているみなさんに少しでも健康に役立つ情報をお届けしようと始めたニュースレターですが、早くも第11号を発行することができました。

ニュースレターを通じて、より健康への関心が高まり、みなさんにとって良い刺激となれば嬉しいです。

今後もスタッフ一同頑張って作っていきますので、是非楽しみにしていてください。

今回は当院で行われている器具の消毒・滅菌について、くわしくお話します。

また、感染予防対策についてもご紹介します。

当院は安心・安全で良質な医療を提供するために、万全の体制をとっております。

消毒と滅菌

器具からの感染を防止するために、歯科医療の現場では日常から器具の取扱いを適切に行っています。

診療で使用した器具は、洗浄・消毒・滅菌という行程を経て管理されています。 当院で実施している器具の取扱いの流れをご紹介します。

ニュースレター No.11

ニュースレター No.11

ニュースレター No.11

診療に使用する使い捨て製品

ことですが、グローブやエプロンなどは使い捨てです。コップは完全に滅菌したものを患者さんごとに新しく使用しています。

診療に使用する使い捨て製品

有賀歯科医院消毒・滅菌マニュアル

当院では消毒・滅菌マニュアルを作成し、スタッフ全員が確実に感染予防対策を行うことができるように毎日の朝礼、終礼、週一回のスタッフミーティングで安全管理のためにスタッフ研修を実施しています。

有賀歯科医院消毒・滅菌マニュアル

【写真:有賀歯科医院消毒・滅菌マニュアルより】

有賀歯科医院は、患者さんが安心して安全な医療を受けられる環境を整え、良質な医療を提供することを通じて、患者さんの健康、福祉に貢献することを目的としています。

当院で一人一人の患者さんに時間をかけて治療するメリットとして、治療の詳しい説明や精密治療、全身の健康を考慮した医療などが挙げられますが、このような徹底的な消毒・滅菌ができるという利点もあります。

一日に30人や40人もの患者さんを診療していたら、このような安全・確実な衛生管理はなかなかできません。ましてや免疫力が低下していたり、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱い患者さんにとっては尚更徹底的な感染予防が大切になってきます。

お口の中のバイ菌が、歯、歯ぐき、歯のまわりの骨の中の血管を通って肺、心臓、脳などの各臓器に行って、肺炎、心筋梗塞、脳梗塞などの重い病気に直結することもあるわけです。

完全滅菌した器具を使い、治療に関してはお口の中のバイ菌を減少させる―これは患者さんの健康を左右する、とても意義深い、重要なことなのです。