親知らずがいつになっても生えてこない人もいれば、高校生あたりから徐々に親知らずが生えてきたという人もいると思います。

親知らずがせっかく生えてきても、奥歯で磨きにくいことから虫歯にしてしまったり、斜めに生えてきて悪さをするので抜歯をするということも多くあります、

では、親知らずを抜歯した後に気を付けることなどはあるのでしょうか。

抜いた歯

抜歯をすれば必ず出血があります

抜歯後の出血を止めるには、脱脂綿やガーゼを10~20分ほど強く噛んで止血してください。

もし医院からもらったガーゼなどがなくなった場合はティッシュをまるめて噛んでもかまいません。しかし、いくら止血しても出血が収まらないという場合は神経が傷ついていたり、他に何かある可能性があるので歯科医院へ連絡しましょう。

うがいは控えましょう

抜歯したばかりでうがいをしてしまうとせっかく血が固まったのにうがいによってはがれてしまうとまた、患部から出血してきます。

どうしても口の中が気持ち悪い場合は軽くうがいする程度にして、強いうがいは控えましょう。

痛みや腫れには個人差があります

人によっては痛み止めを使わなかったという方もいれば、痛くてなにも食べられないという方もいます。

ほとんどのかたが抜歯の後痛みが出てくる可能性があるので、お薬はしっかり飲みましょう。痛み止め以外にも抗生物質をだしてくれる医院もあるので医院の指示に従いましょう。

腫れは、上の親知らずより下の親知らずを抜歯した時の方が多いといわれています。

激しい運動は控えましょう

抜歯当日は激しい運動は控えてください。また、飲酒はNG、お風呂はシャワーのみにするといいでしょう。何故かというと、激しい運動や飲酒、熱いお風呂に入ることで血行がよくなり、出血がとまらない可能性があるからです。また、腫れや痛みが強くなることも考えられます。

食べてはいけないものはある?

抜歯して麻酔がきれるまでは、感覚が鈍っているので火傷をしたり、誤って頬を噛んでしまうことがあるので、できるだけ食事は麻酔がきれてからとりましょう。

また、いきなり硬いものなどを噛むと痛みがあるとおもいますので、比較的柔らかい豆腐やおかゆなどを食べるとよいかと思います。

抜歯後のブラッシングについて

抜歯したところに歯ブラシが当たってしまうと再度出血してくる可能性があるので歯ブラシはやさしく当ててください。

もし痛みがあれば無理にブラッシングしなくても良いので歯科医に相談しましょう。

分からないことがあれば、抜歯後に先生や衛生士さんに尋ねてみてください。