東京都杉並区西荻窪の有賀歯科医院によくいただく質問
あなたのお悩みと同じ、または似たような例がありませんか?
みなさん同じようなお悩みをかかえていらっしゃいます。
1、なるべく歯を抜きたくないのですが…抜かないで治せますか?
歯を抜く原因として、重度の虫歯、歯周病、歯の破折(歯にヒビがはいったり、歯が割れてしまうこと)などがあげられます。もちろん、私はあなたの歯を守るため、抜かないように最大限の努力をいたします。自分の歯で食べられるのが一番幸せですから。でも次の場合は、やむを得ず抜くことがあります。
●その歯が原因で、まわりの歯まで虫歯になってしまったり、歯の周囲の骨が溶けてしまう危険があるとき
●歯の破折が原因で、バイ菌がどんどん増えてしまう危険があるとき
●その歯を無理に残してもあまり長持ちしないとき
近頃は一生懸命歯を磨く患者さんが増えたり、歯科の技術が進歩することによって、昔より歯を抜くケースは格段に減っています。本当に歯を抜く必要があるかどうか、一度ご相談にいらしてみてはいかがですか?
2、治療は痛くないですか?痛いのが苦手です。
どんな患者さんも痛くなく治療してほしいものです。私が患者さんになったとしてもあなたと同じように考えるでしょう。「無痛治療をしています」とうたっている歯科医院でも全ての患者さんに全身麻酔をしているのなら無痛でしょうが、たまには若干の痛みを伴うこともあるようです。
たとえば歯科医院で普通の麻酔をした場合、治療する場所によって、また歯の神経や歯肉に炎症が強いときは麻酔がききにくいこともあります。
当院では「完全無痛」とまではいきませんが、「無痛治療」を心がけて治療に挑んでいます。治療している間に寝ている患者さんも数多くいらっしゃいます。できるだけ痛みのない治療をいたしますので安心していらしてください。
3、治療の期間はどのくらいかかりますか?
治療の内容によって期間は異なります。また患者さんが治療に1週間おきに来られるのか、2週間おきに来られるかでトータルの治療期間も変わってきます。
地方からいらっしゃる患者さんや海外に行くことになり時間がとれない患者さん、仕事が忙しくてなかなか来院できない患者さんには、集中治療することによって治療期間を短縮することもできます。
私もなるべく早く終えるように努力しますが、『質の高い治療』を行う上、多少治療期間が延びることもあると思いますがその点はご了承ください。
治療期間の大体の目安は、治療計画を詳しく説明するときに一緒にお話しします。
4、治療したところはどのくらい長持ちしますか?
インレ―やクラウン、ブリッジなどかぶせたものは、患者さんの歯磨きの仕方や定期検診でのクリーニングによりかなりもちます。10年から20年もっている患者さんも数多くいらっしゃいます。部分入れ歯の場合は残っている歯がしっかりしていること、総入れ歯の場合は歯ぐきがかたくやせないことが長持ちの条件になりますが、ある程度は入れ歯を修理することによって長期にわたって使用できます。
歯周病の場合は一度治っても再発することが多々あります。これはカゼをひいて一度治ってもまた何度もひくことがあるようにあなたの体の免疫力、抵抗力と関係があるからです。ただし1カ月から3カ月の定期検診を受け、正しいブラッシングとプロフェッショナルクリーニングをされれば、再発率はかなり下がります。
いずれにせよ、虫歯になりやすい方は半年に1回、歯周病になりやすい人は最低でも3カ月に1回定期検診を受けることにより、治療後の良い状態を維持することができます。
5、治療費はどのくらいかかりますか?
よく「かぶせ物は1本いくらですか」といったお問い合わせを受けますが、正直なところ患者さんのお口の中を診てみないと分かりません。つまり
- どこの歯にかぶせるか→前歯か奥歯か?前歯は直接外見に触れるところなのでかぶせ物の色合わせが難しい
- かぶせる歯にどの程度の虫歯があるか→虫歯が深ければかぶせ物も大きくなる
- 神経がある歯か神経がない歯か→かぶせ物のデザインが変わる
- かぶせ物の材質を何にするか→プラスチックか金属かセラミックか?
- 金属アレルギーがあるか→あればプラスチックかセラミック
- 歯ぎしり、食いしばりがあるか→プラスチックやセラミックは欠けやすくなる
- 顎の関節に異常はないか→あまり硬い材質のかぶせ物を奥歯にかぶせると顎の関節を痛めてしまうことがある
- かぶせる歯の中の神経にバイ菌がはいっていないか→バイ菌がいればかぶせる前に根の治療が先に必要
- かぶせる歯は歯周病にかかっていないか→歯周病の治療を先にしなければならない
以上のようなことを実際に調べてみて治療しなければ、せっかくかぶせ物を入れても長持ちしないでしょう。かぶせ物(インレ―、クラウン、ブリッジ)も入れ歯もインプラントもお口の中に入ればあなたの体の一部になります。それはあなたの心臓や肺、胃などの体の臓器と同じです。ですからあなたのお口の中に入れたものは、単なる物ではないのです。お店で買う商品とは違うのです。あなたのこれからの健康を左右するものとなるのです。
歯周病治療の場合は、あなたの歯ぐき、骨の状態、咬み合わせ、お口の中に歯周病菌がどのくらいいるかなど多くのことを調べた上で現在の症状、治療計画やお見積り、そしてあなたのお口の将来像についてお話しますのできっとあなたのお役に立つと思います。
また、人がお金を支払う場合は、消費、浪費、投資の3つに分類されます。歯の治療費を支払うのはまさに投資、その中でも一番重要な自己投資です。自分自身に投資したものは必ずあとになっていい形になって返ってきます。「あのとき思いきって歯を治しておいたから、今でもこうして美味しいものが食べられる。」とおっしゃる90歳のおばあさんがいます。
健康に投資するのが一番確実で、将来のためになると思いませんか?
といっても治療費が一体どのくらいかかるかは気になるところだと思います。
初診のときは、初診料、検査などを含めて11,000円ぐらいですみます。(クリーニングは1回12000円)その後は、治療計画のお話をするときにお見積りを出して詳しく説明します。
それから治療するかどうか決めて下さい。治療するかどうかはどちらでもかまいません。あなた次第です。
なお、治療費のお支払いは分割でもうけたまわりますのでご安心ください。