体調を崩してしまったとき、ストレスをためてしまったときなど口内炎ができる人も多くいるかと思います。
今回は口内炎の種類や原因、セルフケアについてお話していきます。
ストレスや栄養不足でなる口内炎
口内炎の中でも一番多いのがこのアフタ性口内炎というものです。
食べ物を食べるときにしみたり、痛みがあったり、お口の中に違和感がのこったりした経験がある人も多いのではないでしょうか。
カビが原因でできる口内炎
通常は身体の中にある真菌であるカンジダが原因で起こる口内炎です。免疫力の低下により、カンジダ菌が増殖することによって発症します。
生後間もない赤ちゃんに発生することが多く、口の中に白い斑点ができます。
アレルギーでできる口内炎
特定の食材や薬品、金属などのアレルギーが原因で口内炎ができることがあります。
アレルギー反応がお口の中で炎症を起こすことで口内炎が発症します。その場合はしっかりとアレルギーの検査なども行いましょう。
その他にも様々な原因で口内炎ができます
上記以外にも入れ歯などが合わずに口腔内が傷ついてしまったり、口内炎ができてしまったり、ウィルス感染などにより発症するウィルス性口内炎などもあります。
ご自身で何が原因で口内炎ができているのか考えてみるのも良いかと思います。
セルフケアは何をしたらよい?
まず、ご自身の生活習慣を見直してみましょう。しっかりと食事や睡眠はできていますか?
ストレスはためていませんか?また、ウィルスは乾燥を好みます。そのため、水分補給もしっかりとしましょう。
お口の中を清潔に保つのも重要です。
口内炎に効く食べ物って?
口内炎に効く食材として、はちみつや梅干しなどがあります。
はちみつは傷の治りを早くする作用があります。梅干しは殺菌作用の強いクエン酸が多く含まれているため、患部に貼りつけるのも良いと言われています。
それ以外にも卵や乳製品・果実なども良い
卵や乳製品にはビタミンB2が含まれていて、皮膚や粘膜を維持する機能などがあります。
また、果物や野菜にもビタミンCなど様々な栄養素が含まれているので積極的に摂取するようにしてください。
口内炎は自然治癒することも多い
小さ目の口内炎であれば、1~2週間程度で自然に治っていくことがほとんどです。
しかし、入れ歯や矯正器具などが常に当たっていて口内炎ができている場合は、原因をなくさないとなかなか治りにくいです。
また、大きめの口内炎ができてしまって、食べるとしみるからといって栄養が偏ってしまうこともありますので、治りにくい場合は歯科医院に相談しましょう。